子供の便秘を解消するための対処の仕方、知っておきたい子供の便秘に関する知識。浣腸はクセになる?薬は?熱が出たら?子供の便秘で生じる様々な疑問や不安、日々の便秘対策等をまとめています。

1.食事面の改善

子供の便秘の要因として、食事面は大きなものの一つと考えるべきでしょう。

子供の便秘だけでなく大人にも言えることですが、良い部分も悪い部分もあると言える、食文化の発達・多様化が、大きく影響していると言えましょう。

食事の欧米化が進むにつれ、やわらかく濃い味付けの料理などが沢山広まりました。子供たちの大部分はそういったものが大好きです。

手軽で便利な加工食品なども多種多様になっていますし、出来合いの物も沢山売っている、外食の割合なども増えているでしょう。

親の忙しさや、社会的な背景やら経済の話やら色々なことが絡んでくると思いますが、それはここでは置いておきましょう。


さて、漠然と「やわらかいもの」と言っていますが、どういうことかお話していきます。

やわらかい食べ物というのは、一般にタンパク質や脂肪分の多いものが多数です。これらはあまりよく噛まなくても食べられてしまいますし、消化もよいので大部分がすんなり吸収されます。

要はカスとして残る部分がわずかですから、便のカサも増えず、溜まりやすくなります。溜まった便は硬くなりやすく、出にくくなりやすい。便秘へとつながっていってしまうわけです。

こういったものばかり食べていると、太る原因にもなりますしね。

よって、カスになる割合が多いもの、便のカサを増やしてくれるものをよく摂るようにしたほうが良いのです。この一つが、よく言われる食物繊維を多く含む食品です。不足しないように気をつけてあげましょう。

子供はまだ噛むことが苦手だったりするので、つい遠ざけてしましがちですが、良く噛むことを習慣づけるのは便秘になりづらくする以外にも様々なメリットがあります。

料理の工夫でだいぶ食べやすくすることもできますし、食物繊維豊富なものでも、元々やわらかいものも沢山あります。

食物繊維が多く含まれるのは、穀物類、豆類、きのこ類、海藻類、野菜類やイモ類などです。なかでも野菜類は豊富に含まれているイメージがあると思いますが、実はこの中では少ない方のようです。

よく見ると、これらは古くから日本で食べられてきたものばかり。日本食によく登場しますよね。

居住地の自然環境に適合した主産物を主食、副産物を副食にすることで、心身もまた環境に調和するという「身土不二」という考え方があります。要はその土地でとれるものをメインに食べたほうが良いということです。

これまで、日本人はそれを自然にやってきたはずなのですが、食事がどんどん欧米化していくのと比例して、様々な問題が増えているように見てとれます。

各種のアレルギーや、生活習慣病の増加など、様々なものに影響していることが考えられます。体に直接入れているものですから、当然影響も大きいだろうという感覚があたりまえのように生まれる気もしますが、あたりまえすぎて考える人が少ないのでしょうか。

人は例えば着るものや、趣味や嗜好の品はさんざん比較したり悩んだりして選びますが、体に入れる食べものは全体として不思議とそうでもありません。

ともかく、子供の食生活は保護者次第で決まるいうことを、あらためて自覚しておきましょう。


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