便秘の原因は多岐にわたるもので「これだ!!」というのが特定しずらいものだけど、
もしかしたら何をしても解消できない便秘の原因は、お口の中にあるかもしれませんよ。
お口の中にあるのは歯!
ってことで虫歯や歯槽膿漏なども便秘の原因になります!
虫歯や歯槽膿漏が便秘の原因になる理由
虫歯や歯槽膿漏になると、
歯がグラグラするのが気になったり、歯茎の痛みなどから
硬いものや歯応えがいい食べ物を食べられなくなります。
つまり、よく噛めなくなるわけですね。
噛むという行為は、
- 唾液がたくさん分泌される
- 副交感神経が刺激され優位になる
唾液の分泌量が少ない場合
食事で噛む回数が少ないことで指令が脳へ伝わらなくなり、
唾液の分泌量が減ってしまいます。すると、
- 口腔内の清潔保持が難しくなり口臭や虫歯リスクが高まる
- デンプンの消化酵素であるアミラーゼが不足する
- 口の中が渇くドライマウスになる
など様々なデメリットがあるんです。
お口の中の清潔が保てなくなると虫歯リスクがアップして、
食べ物を思うように噛めなくなってしまいます。
虫歯などで噛めなくなった場合
噛めない。ということは硬いものを十分に噛み砕けないまま飲みこむか、
あるいは、
柔らかいものだけを好んで食べるようになりあごの力が弱くなるということです。
便秘解消に必要な食物繊維は、
歯応えがあってたくさん噛まないといけない食べ物が多いから、
噛めないことで自然と食物繊維豊富な食べ物を口にしなくなっていくんです。
更に噛まなくなることでアゴの力が弱くなっていきます。
するとこちらでも硬く歯ごたえがある食べ物を避けるようになって、
結果的に栄養バランスが乱れていき、これが便秘の原因になってしまうのです。
ちなみにアゴの力が弱くなるってことは、
シワやタルミなど見た目にも悪影響が出てくるとされているから、
年齢肌だと思っていのが実はアゴの力が弱くなってた…なんてこともあるかも。
ということで便秘の原因に心当たりがないなら、
一見無関係と思われるお口の中に異常がないか確認してみるとイイです。
食物繊維不足にならないよう丈夫な歯を維持できるようにしましょう。