普通に形ある便を排泄する分には全く問題なのに、
下痢がちょっと続くと肛門がヒリヒリして痛くなる・・・ってことないですか?
下痢しちゃうとトイレに行く回数も増えて、
そのたびにトイレットペーパーでお尻を拭くから、
この刺激も肛門にとっては負担になって痛みが出ることもあります。
でも最近は出かけ先のトイレや家庭のトイレでもウォシュレットが多いですよね。
トイレットペーパーで拭くと痛いから。ってことでウォシュレットで洗い流してる…。
それなのに肛門が痛かったりするんですよね。
下痢で肛門が痛くなる原因
これは腸液がアルカリ性だからです。
普通に形がある便が出る時は腸液までも出ることはないけど、
水分が多い下痢の場合はアルカリ性の腸液が一緒に排泄されるから肛門が痛くなります。
というのもアルカリ性はタンパク質を溶かす性質があるんだけど、
肛門などのお肌は弱酸性でタンパク質が含まれています。
つまりは、
腸液が肛門の肌を溶かしてしまうから下痢が続くと肛門が痛くなる
のだそうです。
だからお尻をキレイにするのがトイレットペーパーでもウォシュレットでも関係なく、
下痢が続けば肛門がヒリヒリと痛くなってくるわけです。
他にもこんな原因が!
形ある便と下痢との違いに排泄時に肛門から出てくるスピードがあります。
比べると下痢のときの方が勢いよく出ますよね。
このときに肛門で摩擦が起こって刺激となり肛門が痛くなることもあります。
ましてや下痢になると短時間で何度もトイレに行く羽目になることが多いしね。
下痢による肛門の痛みを防ぐ方法よりも、
日頃から何を食べれば下痢になりやすいかを把握して、
下痢予防に努める他、肛門を守る手段はないと思います。
大食いをやめるとか、辛いものを控えるとか、冷たいものを摂り過ぎないとか、
アルコールの摂取量を控えるとか、早食いをやめるとか。。。
下痢の原因ってたくさんあるから自分にとってどれが原因なのかがわかれば、
それらを回避して下痢予防していくといいでしょう。
肛門にこれ以上負担をかけないためにもお通じの見直しをしてみては?