書籍やWeb上でよく見かけるQ&Aを掲載

 

 

便秘のときは水分を多く飲ませたほうがいいですか?

 

 

乳幼児の1日の水分量を知っておくと便利です。

 

便秘にはいろいろ原因があります。水分が不足して便が硬くなり、便秘になることも考えられそういう意味では、便秘になったときに水分を多く飲ませると良いですね!

 

 

かといって、水分のとり過ぎも問題があります。

 

 

便秘の原因を探るとともに、乳幼児の1日の水分量を知っておくとよいでしょう。
※以下に記載

 

 

食事に含まれる水分も含んでいますが、おおよその目安にはなります。

 

 

体重1kgあたりの水分のの要量(1日)単位=mg
水分は食事、飲みものからとりこみます

 

  • 生後3カ月140-160
  • 生後6カ月130-155
  • 生後9カ月125-140
  • 1歳120-135-
  • 2歳115-125
  • 4歳100-110
  • 6歳90-100
  • 10歳70-85
  • 14歳50-60

 

乳幼児は大人と比べて体重が少ないわりには、水分の心要量が多いことがわかります。

 

体重1kgあたり、4~6歳児は大人の約2倍の水分を必要とします

 

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綿棒で赤ちゃんの排便を促すことができますか?

 

 

一つの方法として、綿棒を使うやり方もあります。

 

 

便秘になった場合、腸を刺激して排便を促すことが必要です。

 

綿棒を肛門からくるくる回しながら挿入して、腸を刺激し排便を促すやり方があります。

 

 

肛門を傷つけたりすることもありますので、1日3回以内にとどめたほうが無難です。

 

 

また、「綿棒で肛門を刺激するのは恐い」という方は、スポイトを買ってきて、冷水を、肛門にピュッとかけてあげるといわゆるウォシュレットの感覚で肛門反射が起き、排便が促されるという方法もあります。

 

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母乳でも便秘になりますか?

 

便秘になることがあります母乳栄養で育てた場合、ミルクで育てた乳児にくらべ、便の回数が多いのが普通です。

 

 

しかし、次の場合は母乳でも便秘になります。

 

 

 

1つは、母乳不足の場合です。

 

必要としている量に足りないと、常に不足していることになり、カスとして出る便の量も減り、便秘になります。

 

 

こういうときはミルクを足してあげるのも必要です。

 

 

2つめは、乳児の発育がよく、どんどん体内に吸収される場合に便秘になります。

 

 

この場合は、経過観察でよいです。

 

 

3つめは、生後2カ月ごろ、一次的に便秘になることがあります。

 

これは、腸が発達してくる過程で起こる、生理的なものです。

 

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母乳から離乳食に変えたとき、前よりもうんちの回数が減ってしまいました。離乳食が早かったということでしょうか?

 

消化管が発達すると便の回数が減ってきます。

 

離乳食を早く与えた場合に起きる症状は、むしろ下痢です。

 

 

母乳だけの時期は、まだ腸が発達してなくて、直腸に便が溜まると反射的に便を出します。

 

 

したがって便の回数は多いのです。

 

 

しかし、離乳食を開始するころは、消化管も発達し消化にかかる時間も長くなり、便は水分が少なくなり固まってきます。

 

 

便の回数が減ってきます。

 

 

そのため便の回数が減ることは、特に心配ありません。

 

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ベビーマッサージは赤ちゃんの便秘にもいいのですか?

 

腸の運動を促すことができます。

 

おへそを中心に「の」の字を描くようにマッサージをすると、腸の運動を促すことができます。

 

 

オムツ交換のときにでもしてあげるとよいでしょう。

 

 

お腹が張って痛がるときは、避けたほうがよいです。

 

 

しかし、即効性はありません。

 

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赤ちゃんの便秘が増えているようですが?

 

いろいろな要因が重なっているのでは。

 

 

最近、便秘で受診される乳幼児が増えています。

 

基本的には、指導・治療により大半の方が治っていきます。

 

 

一部、学童になっても治らない子どももいます。

 

 

 

なぜ便秘の子どもが多くなっているのか、原因ははっきりしません。

 

 

やはり、大人の「遅寝遅起き」の生活習慣が子どもに影響しているとか、食生活が日本食から洋風に変化し、繊維質のものをとらなくなったとか、乳幼児のときの決まった時間での排便ができなくなっているとか、いろいろな要因が重なっているものと思われます。

 

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保育園1歳児クラスの女児です。朝食と夕食は家で食べますが、野菜がとりづらく昼食は保育園です。うんちが出づらく、排便のときつらそうです。

 

まず、食事自体の水分量を増やします。

 

 

まず食事自体の水分量を増やすことが必要です(たとえば、ごはんをやわらかくするとか)。

 

また日中身体を動かす運動を取り入れたり、おなかのマッサージなども、試してみて繊維の多い根菜類を取り入れることも必要です。

 

 

それでもだめなら、主治医に相談してください。

 

便をやわらかくする薬が必要かしれません。

 

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排便が毎日なかったら病院へ行ったほうがよいですか?

 

 

基本的には5日以上、便が出なくて機嫌の悪い場合に、「便秘かな」と判断します。

 

毎日排便しなくても、機嫌がよければ心配ありません。

 

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幼児の場合、1日1回うんちが出ないと身体に悪い?

 

機嫌がよくて、食欲があれば、悪くはない。

 

 

乳幼児の便が毎日出ないと親も心配になりますね。

 

 

うんちを出すのが2~3日に1回であっても、ふつうのやわらかい便で、子ども自身が元気なら特に心配ありません。

 

 

便の回数は、その乳幼児の体質などによって異なりますから、一概に「何日でないと便秘」という目安はありません。

 

 

ですから、子どもの機嫌とふだんの排便の様子や回数から、便秘かどうかを判断します。

 

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朝、排便がありません。6時半に起きて朝食をとり、8時に登園します。園で排便しますが、便秘気味です。食事はふつうです。(2歳児・女子)

 

便が一番出やすい状態のときにトイレに行く習慣をやはり、1日で一番、便が出やすいのは朝食後です。

 

 

空っぽの腸に食物を入れると、朝食後は便がでなくても、トイレに行かせる習慣をつくると同時に、排便したら「ぜん動運動」が起こりやすく、

 

 

1日でも一番排便しやすい状態になります。

 

ウンチできたらぜひほめてあげてください!

 

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2歳の子どもが便秘になり、病院を受診したところ下剤を処方されました。この年齢から下剤をのんでも大丈夫ですか?

 

下剤は「最後の手段」と思ってください。

 

 

便秘をそのまま放置していますと、便は硬くなり、ますます出にくくなります。

 

 

腹痛がひどくなり、苦痛で苦しみます。

 

 

そういうときに一時的に浣腸したり、便をやわらかくするために下剤を服用します。

 

 

しかし、基本的に乳幼児に浣腸したり下剤を服用させるのは、身体によくありません。

 

 

「最後の手段」と思っていてください。

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